平成元年の高値と今年の高値【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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名実共に新年度入り

4月に入り名実共に新年度入りとなる。毎年、この時期に大阪市内のビジネス街を歩くと紺のスーツを纏った新入社員の一団を見かけることが多くなるが、日経平均が最高値を付けた年に社会人になるんだな、と考えていたら、筆者の社会人1年目を思い出してしまった。

日本経済は奈落の底に

筆者が大学を卒業して社会人になったのが1989年(平成元年)。日経平均を毎日確認する仕事をしていたが、連日高値を更新することに驚いたのを覚えている。そこから年末に3万8915円87銭の高値を付けたあとは、日銀の利上げなどを契機にバブルが崩壊となり、山一証券の破綻などを経て日本経済は奈落の底に落ちて行ってしまった。

株価は経済のバロメーター

その当時と状況は全く異なることから、今年を高値に株価が急落するかどうかは分からないが、平成のバブル崩壊と同じ轍を踏まないで欲しい。株価は経済のバロメーターでもある。適度な調整を経て上昇が続くならば新社会人も希望が持てる未来を描くことができるだろう。

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