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指数の動きに比例しない
全般的には堅調に推移している株式市場だが、すべての個人投資家が指数の動きに比例して利益を得ているわけではないことは今に始まった話ではない。
現在はグロース優勢
指数についてはＴＯＰＩＸやグロース市場ｃｏｒｅが８月高値を突破しいることに対して、日経平均は８月高値を突破していない。直近では日経平均が小幅高のときにグロース市場ｃｏｒｅが３％近い上昇率となっているなど新興のほうがパフォーマンスが良く、個別でもグロースではストップ高や連日高値の銘柄が多い。これら銘柄を買えている投資家は利益を得ているとは思うが、一方で、プレミアムやスタンダードで建設株などの低位しか売買しない投資家については堅調な株式市場の恩恵を享受できていない。
自分自身のペースで売買する
筆者の周囲でもゲームが好きだからカプコンやスクエニなどしか株価の動きを見ていないとか、自動車が好きだからトヨタやホンダ、日産だけとか様々。全ての市場と業種、それに２２５先物までを網羅して売買するオールラウンダーは極めてすくない。地合いや需給含めてその時々で上昇するセクターなどは変わってくる。長く投資をストレスなく続けるには、大きな利益を得なくても、自分自身のペースで売買することだろう。
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