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オフィスに出勤セヨ
数年前のコロナ禍の時代は、テレワークを導入しないと「悪」みたいな雰囲気になっていたが、最近では「米IBMが米国内の管理職に対し、オフィスに出勤するか、退職するかの最後通告を突きつけた」というCNNのニュースを見ても、最近ではその弊害が指摘されるようになってきた。
利点よりデメリット
テレワークには大きく分けて「在宅勤務」「モバイルワーク」「サテライトオフィス勤務」と3つの種類に分類されるが、筆者の取材先の担当者では、その大半は在宅勤務に切り替えていた。在宅勤務にすると通勤で失う無駄な時間を有効活用できるなどの利点が指摘されていたが、それを体験した色んな方の話を聞くと、「妻に昼の時間に買い物を頼まれた」とか「夏休み中に子供が友達を連れきて遊んで騒がしい」などとして仕事に集中できない意見が多かった。その結果、筆者の知人の一人は、「月数万円を支払って、シェアオフィスを借りた」なんて話をしていたので、それでは出社するほうが良いのではないかと思ってしまう。
働く者同士の人間関係が希薄になる
テレワークにより、働く者同士の人間関係が希薄になり、その弊害がでてしまう。筆者の取材先でも在宅勤務を行う方はゼロになっているが、IBMの今回のニュースは、多くの企業がその弊害に気付いたということだろう。
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