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深刻化するコバルト不足【星野三太郎の株街往来】

 最近、5年近く使用してきたiPad miniのバッテリーの減りが早くなってきた。移動中での簡単な情報取得ならスマートフォンで十分なのだが、チャート分析など複雑なことなら画面が大きいiPadが重宝する。仕方ないのでバッテリーの交換を調べたら1万円超もするので、躊躇してしまった。たぶん、筆者と同じように悩んでいる方は多いのだろうと想像するが、このiPadを販売するアップルがリチウムイオン電池の原料となるコバルトを採掘会社から直接購入する記事が目に留まった。
 ハイブリッド車や電気自動車などへもバッテリーの需要が拡大するなかコバルトの価格は過去18カ月で3倍になったそうだが、世界のコバルト生産量の50パーセントを産出しているコンゴ自体が児童労働や政変で問題視されているだけに、話は複雑だ。メーカー自体が原材料の確保に悩んでいるんだからバッテリーの価格は更に上がるかもしれない。今やバッテリーがなければ生活ができない時代。根本的なことを見直さないと事態は更に深刻化する。

相場見通し

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