NYダウの上昇相場は最終局面~国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

ブラックマンデー再来の可能性

 

テクニカル分析で信頼性の高いエリオット波動理論において、NYダウは9年に及ぶ上昇相場の最終波動を形成している。
株式市場の10年周期論から、10月以降NYダウの上昇相場が終了する可能性が高い。今年のNYダウは30年前の1987年と相場展開が似通っている。1987年NYダウは1927ドルで始まり年初から13連騰を記録し1月8日に史上初めて2000ドルの大台に乗せた。そしてブラックマンデーが発生るまで3つの上昇波を形成している。それは年初から4月6日の2405ドルまで、5月20日から8月25日の2722ドルまで、9月21日から10月5日の2640ドルまで上昇した。その間6月8日から6月22日にかけて10連騰し強気相場を形成した。ブラックマンデーは突然起きたわけではなく、その前週に暴落の兆候があった。NYダウは10月14日に95ドル安、15日に57ドル安、16日の金曜日に108ドル安と3日間で10%以上下落した。そして翌週の月曜日に508ドル安の1738ドルと暴落したのである。
そして今年のNYダウは、1万9881ドルで始まり1月25日に初めて2万ドルを突破し2月9日から30年ぶりとなる12連騰を記録した。その後9月8日から9連騰を交え3つの上昇波を形成しながら現在に至っている。ブラックマンデーは10月19日に発生していることから10月の相場動向を注目する必要がある。

 

 

 

 

 

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