第3四半期発表が本格化【話題のテーマと狙える銘柄】

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上方修正期待銘柄を探る

1月下旬からいよいよ3月期企業の第3四半期発表が本格化する。製造業や外食を含めて多くの企業で新型コロナウイルスの感染拡大を受けて業績悪化を余儀なくされたが、マーケットはこれら悪材料を織り込み、下期から来期へ向けての業績回復を期待する動きなっている。これに加えてコロナ下の巣篭りの恩恵を受けている企業は第3四半期発表で通期予想の上方修正の可能性も高く、業績面と株価位置で、銘柄選別を進める局面に来たといえそうだ。

25日の日本電産は?

第3四半期決算については2月期企業で先行指標的存在である安川電機(6506)が12日に中国のニューインフラ関連需要や半導体・電子部品市場の好調を受けて1年2月期通期の連結業績予想を上方修正しており、3月期企業についても半導体などを含めて好決算への期待が高まっている。そのような中で主要企業で先陣を切って発表するのが25日の日本電産(6594)。既に第2四半期時点で通期予想を上方修正しているが、今回の決算では、EVトラクションモータや5G関連で具体的な今後の需要動向が示さるかに注目。5Gの絡みでは26日のタツタ電線(5809)や27日の信越化学(4063)、28日の東京エレクトロン(8035)も注目される。

トヨタ環境対応車の動向に注目

コロナ下の巣篭りで恩恵を受けているのがゲームセクターで、第3四半期ではクリスマス商戦でソフト販売が伸びた企業は上方修正に進む可能性が高い。利益率の高いダウンロード販売が伸びているカプコン(9697)は28日、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)は2月3日、ハードメーカーでは2月1日の任天堂(7974)あたりに好決算が期待される。2月10日のトヨタ自動車(3116)は、今後の環境対応車の動向が注目されよう。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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