見送りムード強く続落
22日の東京市場は続落しました。日経平均は200円安です。中国不動産大手のデフォルト懸念に加え翌日が休日で米FOMCの結果も気になり、見送りムードの強い展開でした。中国人民銀行が短期金融市場への資金供給額を増やし、恒大集団が23日期限の社債利払い実施すると伝わったことで小幅に上げに転じる場面はありましたが、買いは続かず後場はこの日の安値水準で膠着しています。
ダイセキとダイセキSが新値
推奨銘柄も大半が弱含みましたが、ダイセキ<9793>、ダイセキS<1712>の親会社、子会社が揃って新値を取っており、中段保ち合い上放れの兆しを見せてきたステムセル研<7096>と25日線レベルまでの下落で目先調整一巡感が出てきた日本電解<5759>に追撃買いを入れました。
全般はまだ急騰に対する調整局面
さて、22日の米株市場は中国恒大集団の債務問題への懸念が和らぎ、FOMCでは市場の予想通り、政策金利や資産購入ペースの据え置きを決定したことから大幅に反発しました。ただ、中国不動産大手の問題は長引くと予想され、全般はまだ8月末からの急騰に対する調整局面ととらえ、上昇基調維持する強い銘柄と当面の底入れを確認し出直りに転じる銘柄を狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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