開発計画で浮上する鉄道【話題のテーマと狙える銘柄】

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 経済正常化が追い風

3月期決算が一巡したが、それらのなかで回復が鮮明化してきたのが、内需関連だ。数年に及ぶ新型コロナウイルスの蔓延については、変異を繰り返す過程で現在のオミクロン株は重症化のリスクは少なく経済正常化が急速に進んだことが大きい。とくにホテルなどの観光や沿線の不動産開発など事業が多岐にわたる鉄道各社は23年3月期に業績が一段の回復が期待される。業績とともにコロナ禍以前の水準に戻るとしたら、中長期視野で時価近辺は注目できそうだ。

6月以降は入国制限も緩和

この数年は緊急事態宣言や蔓延防止措置などに絡む外出自粛からテレワークが普及し、通勤需要などは大きく減少していたが、経済正常化から回復に転じている。6月以降は外国人観光客の入国制限も緩和が検討されており、鉄道各社は観光地向けての運賃収入に加えてホテルや沿線の再開発による恩恵も再び享受することが期待される。

東急は新宿TOKYU MILANO再開発計画

東急(9005)新宿・歌舞伎町の映画館「新宿ミラノ座」の跡地活用として新宿TOKYU MILANO再開発計画が進行中。22年8月完成予定。

JR東日本は「高輪ゲートウェイ」が25年に街開き

JR東日本(9020)東京都港区高輪ゲートウェイ駅前の大型再開発プロジェクト「高輪ゲートウェイ」が25年に街開きとなる。大型商業施設も入居予定で波及効果大。

JR西日本と京阪HDは大阪・関西万博

JR西日本(9021)大阪駅西地区の開発計画が進行。西日本最大級のオフィスや商業施設と席数約1200席の劇場、新駅「JRうめきた」含めて25年の大阪・関西万博に向けてさらに高まる需要への対応を図る。
京阪ホールディングス(9042)京都と大阪を結ぶ路線を運営し、京都への観光客回復の恩恵大。大阪・関西万博後のIR誘致に向けて中之島線の九条への延伸も計画。

阪急阪神HDは梅田1丁目1番地計画

阪急阪神ホールディングス(9042)梅田1丁目1番地計画として百貨店ゾーンとオフィスゾーンからなる大阪梅田ツインタワーズ・サウスが竣工予定。

 

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