「正直じいさんの大判小判」~中小型株での値幅取り続く

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

28日午前の東京市場は反発、日経平均は58円高です。米税制改革案を好感したNY株高と112円台後半まで円安が進んだことから、河海が優勢になりました。上げ幅は130円を超え、25日に付けた年初来高値を上回る場面もありましたが、買い一巡後は利益確定売りに押され伸び悩んでいます。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆1819億円でした。
メガバンクやトヨタなど主力の大型株は戻り売りにほぼ寄り天の状況ですが量子コンピューターや電池関連銘柄が大幅高に買われるなど、中小型株への物色意欲は旺盛です。北朝鮮を巡る地政学リスクはくすぶり続けていますが、需給関係は悪くなく、価格帯別出来高が積み上がっている2万~2万0200円を上回ていることから、後場も中小型株の値幅取りの動きが続くでしょう。
ピックアップしている好業績・好取組銘柄も全事実大幅高の日本金属(5491)は利益確定売りに押されましたが、東レ(3402)、ゼンリン(9474)、安川電機(6506)、キーエンス(6861)いずれも堅調です。引き続き下値狙いでいいでしょう。一方、AI関連のテックファーム(3625)、育児関連のライクキッズネクスト(6065)はいましばらく様子見です。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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