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高機能路線の限界【記者の視点】
前日のNY市場で米アップルの株価が2%超の下落となったが、この日の電子部品株の動きはまちまちで影響はなかった。iPhoneX(テン)の売れ行きが鈍いと一部で報じられているが、高性能の半面で10万円を超える端末価格には国内でも賛否両論があり、販売不振は織り込み済みだろう。グーグルのアンドロイドOS搭載端末なら数万円である程度の高性能端末が入手できることから、アップルの高機能路線が今後、どこまで通用するのかは疑問。電子部品業界の軸足はEVや自動車運転に動いており、この分野での成長が株価の評価ポイントになる。
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