調整も最終局面|【記者の視点】
5日の東京市場も軟調な動きとなった。ニューヨーク市場が休場となり、ナイトセッションでは大きな動きはなく、朝寄り後は一旦売られた後に、中国市場が比較的波乱なく推移していることや為替の現高ドル安設定を受けてを受けて渋る動きで後場からは再度売り直された。大引け後のナイトセッションでは2万1700円近くまで戻しており、2万1500円を意識しているようにも思える。米国による対中関税の発動を6日に控えて様子見気分が強いが、中国当局が米国より先に報復関税を発動することはないとコメントしたことが若干不安を和らげる状況となっている。再度売られる場面があれば、長らくの調整も最終局面として意識されるかもしれない。
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