主力中心から物色が拡がるか?【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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主力中心から物色が拡がるか?【記者の視点】

 27日の東京市場は小高いスタートが予想される。注目されていたパウエルFRB議長の講演では現状の利上げペースを続けると表明、同時に発表された7月の耐久財受注も市場予想を上回る内容だったことからS&P500は最高値を更新した。連動して動いている225先物のナイトセッションでは10円高の2万2600円で引けており、為替の変動がなければ2万2600円台での推移となりそうだ。先週末までで日経平均は4日続伸となったことや7月下旬までの揉み合いゾーンにまで戻したことから、ここからの上値は重いかも知れないが、新興銘柄などの中小型株に動意付くものが散見されており、主力中心から物色が拡がりそうだ。
 27日から自動運転タクシーの公道実験が開始され、テーマ的には関連銘柄が話題になるか。31日には中国製造業、非製造業PMIの発表が予定されている。




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