SQ週で先物動きに注視【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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膠着感の強い動き

 7月第1週の東京市場は先週に引き続き膠着感の強い動きになった。全米の新型コロナの新規感染者数は1日に5万人を突破し過去最高を更新、国内でも都内で節目の100人超えから、第2波への懸念が高まっているが、米国では6月ISM製造業景況指数に続き2日発表の6月米雇用統計も市場予想を上回る強い改善を示したことを好感し、ニューヨーク市場では主要3指数揃って2日に上昇、ナスダック指数は最高値を更新した。

先物で下に振れる可能性にも留意

 これを受けて日経平均は3日に160円高超にまで上昇した。ただ東京都の感染者拡大を受けて先物から値を消す場面があったうえ、週末3日はニューヨーク市場は休場になったことから、6日の東京市場は手掛かり材料難から小動きでのスタートも予想される。イベント的には6日に米6月ISM非製造業指数の発表、国内では8日に6月景気ウォッチャー調査の発表があるが、それ以外ではマーケットに影響を与えるイベントはない。週末には225オプションSQを控えていることもあり、膠着感が強まれば感染動向次第で先物で下に振れる可能性にも留意しておきたい。

アンジェスは踏ん張れるか?

 一方、6月26日に1067.29ポイントの高値を付けていた東証マザーズ指数が2日には940ポイントまで調整ししている。週末は一旦下げ止まる動きながら50日線である930ポイント台を割れると更なる下値が意識される。個別での指標的存在ではアンジェス(4563)が1659円と50日線割れにまで急落してきた。1500株超の買い残を抱えて踏ん張れるか注視したい。




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