電子ピアノが拡大、豊富な受注残も追い風
ローランド（７９４４）の株価は昨年９月１４日の５７５０円を高値に長らく低迷していたが、１月１１日の３６６５円で底を確認、２５日線に続き５０日も回復し、本格的な上昇基調入りを期待したい。
前２１年１２月期の通期決算は２月１０日に発表予定だが、連結売上高で７８８億円（前期比２３．０％増）、営業利益で１０８億円（同５１．８％増）と大幅な増収増益で着地する模様。新型コロナ感染によるステイホームを契機に余暇時間に楽しむ電子ピアノの需要が急増、ポータブルタイプの新製品や、スタイリッシュなデザインの新製品が好調に推移している。感染増によるマレーシア工場の稼働制限も一時的で、豊富な受注残からも今２２年１２月期も好調な業績予想が期待される。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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