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上振れ濃厚でPERは6倍強、需要拡大と資源価格上昇も
DOWAホールディングス(5714)は9日に上場来高値5240円を付けたあと、利益確定売りに押し目を入れていたが、25日線割れ水準で下げ渋り出直ってきた。
半導体や5G向け需要が拡大、白金族金属や亜鉛、銅価格上昇によるスプレッド拡大も加わり、収益は予想を上回るピッチで拡大している。22年3月期は連結営業利益610億円(前期比62・9%増)を見込むが、第3四半期は522億7100万円(前年同期比2・2倍)で着地しており、通期計画に対する進捗率は86%に達する。ウクライナ情勢を巡り、資源価格に上昇圧力がかかっている現状、大幅な利益上振れが濃厚だ。
PERは現予想で6倍強、年間配当120円で利回りは2.6%と強い割安感が働き、再び大空相場入りが期待されるだろう。 (さ)
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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