売り叩かれた好実態の小型株
国内外のマーケットはロシア軍によるウクライナ侵攻懸念から波乱の動きとなり、物色は海運や商社など一部のバリュー株に資金が集中、その一方で、マザーズ指数は21日に引け値ベースで700ポイントを割れるなど、2部やジャスダックを含めて個人投資家の保有比率が高い小型株は散々たる状況だ。ただ、地合いが落ち着けば安値圏に売り叩かれた好実態の小型株が大きく見直される可能性は十分にある。直近1年以内の公開株から出直り期待の銘柄をピックアップした。
湖北工業は海底ケーブル向けの拡大継続
湖北工業(6524)昨年12月21日に東証2部に上場、公開価格4000円に対して1月12日に9550円の高値を付けた後に直近では5000円割れまで売られていた。アルミ電解コンデンサ用のリード端子や光ファイバ通信網用の光部品・デバイスの製造・販売で高い実績を誇り海底ケーブル向けの拡大継続。
EnjinはPR支援サービスで強味
Enjin(7370)昨年6月18日マザーズに上場、公開価格1380円に対して9月1日に5220円の高値を付けた後に急落、今年1月14日の1880円を底に出直る動き。法人/経営者、医療機関/医師向けPR支援サービスの提供及びマッチングプラットフォームの運営を展開。
グローバルセキュリティはセキュリティコンサルティングで飛躍
グローバルセキュリティエキスパート(4417)昨年12月20日にマザーズに上場、公開価格2800円に対して上場初日に4270円の高値を付けた後に1月24日の2110円で底打ち気配。セキュリティコンサルティングや脆弱性診断、サイバーセキュリティソリューションをはじめ、セキュリティの全体像を網羅した教育サービスで高い評価。
ラキールは「LaKeel DX」が高い評価
ラキール(4074)昨年7月16日にマザーズに上場、公開価格1400円に対して12月23日に2809円の高値を付けた後に1700円割れから出直る。企業向けシステムの開発・保守及びクラウド型アプリケーション開発・運用基盤「LaKeel DX」が高い評価。
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