ハリマ化成G【活躍期待銘柄】

取材メモ|企業取材 証券市場新聞
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上方修正も一段の上振れ濃厚、PER9倍割れでPBR0.6倍

ハリマ化成グループ(4410)は9月14日に年初来高値955円を付けてから全般地合い悪化に伴い急落したが、75日線に接近したところから切り返してきた。
23年3月期通期予想は営業利益を20億円から27億円(前期比16.9%減)へ上方修正した。海外樹脂事業子会社のローター社が売上げ、利益を大きく伸ばし全社収益を牽引しているが、ローターは1Q実績の営業利益9億2900万円(前年同期比79.5%増)に対して通期は23億円(前期比33.7%増)と原料市況軟化の可能性を織り込み保守的に見積もっており、全社収益も一段の上振れが濃厚。
現予想でPERは9倍割れ、PBRも0.6倍台と割安で、年間配当42円から利回りは4.7%台に達する。実力は4ケタ以上で高値奪回から一段高へ。(さ)

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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