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自動運転で存在感高める
ゼンリン(9474)は年始から上値追いを再始動、高値保ち合いを上放れ一段高を志向してきた。
地図情報サービス国内最大手で、KDDI、富士通とダイナミックマップ生成に必須技術となる大容量データの情報収集と自動運転車へのマップ配信技術の実証実験を開始。インターネット向け地図データやカーナビゲーション用データで培ってきた技術、ノウハウと次世代移動通信システム「5G」を活用して完全自動運転車への高精度地図データの提供を目指す方針で、自動運転の領域でさらに存在感を高めている。
3Q以降収益拡大へ期待強い
国内カーナビ用データ拡大で2Q黒字転換を果たしたが、下期偏重型の事業構造で、3Q以降の収益拡大へ期待が強い。信用倍率0・4倍、貸借倍率0・48倍の好需給も株価を押し上げる。(さ)
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