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ダノン売却完了し大量買戻し
ヤクルト本社(2267)は仏食品大手ダノンの保有株売却が完了、W底形成直後に急上昇し本格反騰にのろしを上げた。立会外買付取引で取得した486万株は16日に償却の予定で需給が改善、株式価値も向上する。2日現在の信用倍率は0・48倍、350万株を上回る日証金貸株残も株価を引き戻していく。
海外開拓進み大幅上振れも
足元の業績も好調そのもの。国内を安定収益源に乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト」による米州、アジア・オセアニア、欧州での海外市場開拓が急速に進み、18年3月期は期中上方修正で、連結売上高4025億円(前期比6・4%増)、経常利益510億円(同3・3%増)と2期ぶり最高業績を見込む。しかも、3Qの営業利益は481億7500万円(前年同期比16・8%増)と進捗率は94・5%に達し、大幅な上振れが濃厚だ。
by 株価チャート「ストチャ」
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