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需給不安は後退
9日の東京市場は反発しました。米朝首脳会談が伝わると500円超に上げ幅を広げましたが、高値圏では戻り待ちの売り圧力が強く、引けにかけ急速に伸び悩んでいます。米2月雇用統計を控えていたことから主力株では上値の買いが手控えられたのでしょう。ただし、メジャーSQが無事通過し、先物に絡む需給不安は後退しました。日経平均は2番底を確認しており、一時25日線を上回るなど上値トライへ態勢を固めています。
安倍政権への政治基盤が不安
国内では安倍政権への政治基盤への不安を指摘する向きもありますが、一連の問題が落ち着けば、外人投資家による日本株見直しの一因になると見ています。3月末の権利配当取りも活発化することから高配当銘柄を中心に個人投資家の買いが活発化してくると思います。
花咲 翁
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