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実質ピーク益で連続増配へ
日本電子(6951)は好業績見通し発表を機に、約2カ月におよぶ950円絡みの高値保ち合いを明確に上放れ、一段高を志向してきた。
19年3月期は売上高1100億円(前期比5・2%増)、営業利益52億円(同32・4%増)と引き続き増収で大幅な営業増益、最終利益は前期に多額の法人税等調整額を計上した反動で40億円(同11・7%減)と減益見込みながら、この影響を除けば実質ピーク益更新となる。
半導体関連機器など伸長
電子ビーム描画装置など半導体関連機器や電子ビーム蒸着用電子銃・電源の伸びが業績拡大をけん引。生産性向上に加え、分析・計測装置を有機的に活用したソリューション提案で収益力を強めていく。
年間配当を9円(前期8円)へ前期に続いて増配を予定。信用倍率は0・28倍で買戻しも株価を押し上げる。 (さ)
by 株価チャート「ストチャ」
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