目次
3Q24%増益で上振れ濃厚
ハリマ化成グループ(4410)は好決算発表を機に買い気が再燃、切り返しから一段高へ向かってきた。
19年3月期第3四半期の連結決算は、営業利益38億1800万円(前年同期比23.9%増)と増収大幅増益で着地。製紙用薬品が2割近い大幅な伸びになったほか、印刷インキ用、塗料用樹脂化成品や印刷インキ用樹脂、ソルダペーストや半導体用機能性樹脂など電子材料いずれも販売数量を伸ばした。通期計画の45億円(同12.2%増)に対する3Qの進捗率は84・8%に達し、収益上振れが濃厚。
現予想でPERは7倍台に過ぎず、年間配当34円(前期23円)で利回りは3%を上回る。発行株の3.84%、100万株の自社株買いも株価を押し上げ、昨年来高値1194円抜けからが上げ本番だろう。
by 株価チャート「ストチャ」
コメント