奥山 吉昭社長は利益向上に手応え|ニイタカ(4462)【銘柄探究】

取材メモ|企業取材 証券市場新聞
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新設備導入などで残業時間を5割削減

ニイタカ(4465)は12月26日引け後に20年5月期の第2四半期累計(6~11月)決算を発表、連結売上高は88億3700万円(前年同期比2.6%増)、営業利益は6億9600万円(同43.0%増)、純利益は7億1400万円(同48.1%増)と大幅な増益となった。大阪取引所での決算発表の席上、奥山 吉昭社長は「大手コンビニ向けの食器洗浄機用洗浄剤に加えて、業務効率化ニーズから、床用洗浄剤も拡大している」とし、「原材料費低下や人件費削減なども利益増に寄与した」と語っている。新設備の導入などで残業時間の5割削減を行ったことも大幅増益の実現に貢献している。

奥山 吉昭社長

奥山 吉昭社長

「ノロスター」は一般消費者向けにも販売

原油価格動向が不透明なことや韓国旅行客減による固形燃料減を懸念して通期は売上高180億円(前期比2.9%増)、営業利益12億円(同3.3%増)、純利益8憶5000万円(同3.3%増)の従来予想を変えていない。ウイルス除去率99.999%を実現した「ノロスター」は業務用に加えて、ドラッグストアなど一般消費者向けの販売も9月から開始、既に3400店舗で販売されており、下期以降の業績貢献が期待される。

ノロスター

by 株価チャート「ストチャ」

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