2万9000円をアッサリと突破し2万9400円に迫る場面があった。米上下院での予算決議案可決で追加経済対策が早期に成立するとの期待が高まったことに加えて、中国本土で新たに報告された新型コロナウイルスの市中感染例がゼロだったことや、国内でもワクチン認可から国内外で経済活動再開への期待が高まったことが追い風になった。
値上り上位には神戸製鋼や日本製鉄など景気敏感の大手がズラリと並び、決算発表期待の自動車を含めて幅広い銘柄が買われた。需給面ではダブルインバースの買い残が減少していることが象徴するように売り方の買い戻しの動きも上げ幅を加速した一因になっているようだ。この先、3万円台乗せも早いとの期待が高まっているが、1月末のように大きく下に振る場面もありそうで、押し目買いに徹したい。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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