OECDの世界経済見通しに注目【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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週明けは小動きでの推移

 週明け20日の東京市場は小動きでの推移が予想される。
 週末17日のニューヨーク市場は主要3指数が揃って下落し、ダウは前日比98.68ドル安と反落して引けている。中国政府が米国の交渉姿勢を批判し、協議再開に消極的な姿勢を示たことで売りが先行。5月ミシガン大学消費者マインド指数が予想を大幅に上振れたことや、トランプ政権がカナダやメキシコへの鉄鋼・アルミニウム関税を撤廃するとの報道を好感して下げ幅を縮小させ、ハイテク売りで引けいかけては再度下げに転じた。同時進行の225先物のナイトセッションは50円安の2万1220円で引けており、先週い引き続き、上海市場の動きを睨みながら方向感に乏しい動きになりそうだ。

売り飽き気分も

 イベント的には21日のOECDの世界経済見通しが注目されそうだ。既に3月時点で見通しを下方修正し、4月には国際通貨基金(IMF)も成長率見通しを下方修正しており、世界経済の下降は織り込まれている。しかし、今回は、どの地域がどの程度下振れるのか具体的な内容に関心が移りそうで、米中の予想は最大に注目されそう。週間ではダウが3年ぶりとなる4週連続安となり、売り飽き気分がでている。落ち着き処から一旦は戻りを期待したいが、米中関係で神経質な展開が続きそうだ。




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