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トランプ大統領次第【記者の視点】
この日も前場に日経平均が51円高したあとは、大引けでは32円高引けとなり、底堅いけれども上値が重い展開となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)での現状維持と、NYでの5G関連買いで電子部品の主力が値を上げた格好で明日のSQも波乱なく通過しそうだが、この欄を執筆している段階でも15日の対中関税期限の結論がでておらず、多くの投資家がポジションを一方向に傾け難い状況が現在の株価の動きを反映しているようだ。
現状では対中関税引き上げ延期がコンセンサスとなっているようだが、仮に予定通り引き上げを強行するとなれば、トランプ大統領はマーケットが休場でその影響が少なくなる土日を選択する可能性が高い。
どちらにしても現状ではトランプ大統領からの発表を待たなければ、方向感が見えてこない。
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