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先物の仕掛け売り?【記者の視点】
前場が引けると先物を通じて断続的な売りで値を崩した。今週はSQ週ということもあり、警戒感が高まっていたが、時間外でのNYダウ先に歩調を合わせる形で、下げ幅を拡げている。下げ始めると、FRBの長期的な金融緩和方針による円高や、米国で新型コロナウイルスの感染者数が200万人を突破するなど様々な不安材料が再認識されるが、このような中でプットのプレミアム上昇を狙った海外投機筋による先物の仕掛け売りが、タイミングよく利益確定売りなどを誘発させた可能性が高い。
現物市場に15時引け後に先物は2万2310円まで値を崩した。下値メドは200日線なら2万1740円近辺、25日線なら2万1400円辺りになるが、今晩のNY市場や明日のSQ値を確認した後に流れを見極めたい。
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