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底堅い動きと判断
前日のNY株高やこの日のアジア市場高を考慮すれば、東京市場は弱い動きとなったが、3日続伸後だったことや、一時200円超安から戻したことを考慮すれば、底堅い動きと判断できよう。
菅新総裁が早期の解散総選挙に否定的な見解を示したことが嫌気されていたようだが、組閣や所信表明演説を終えていない段階で解散を名言するのはリスキーなだけに、これを材料にするのは無理があろう。
夏枯れ相場から脱却
米国ではFOMC、日本でも日銀会合が始まることから両国の金融イベント待ちといえそうだ。売買代金は6日連続で2兆円超えとなっておえい、夏枯れ相場から脱却傾向であることは先行きに期待を持てる。
河野氏の総務大臣に期待
この日は16日発足の新内閣で、総務相に河野太郎防衛相を充てる人事が報じられた。菅総裁は携帯料金値下げに強い意欲を示しているが、その所管である総務相に発信力があり、若年層に支持率が高い河野氏が充てられたことは、マーケットバンクでも注目されそうだ。MVNOを含めて携帯値下げで恩恵を受ける関連企業に注目したい。
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