一旦、調整局面へ【225先物「ハチロク」の裏話】

ハチロク225先物OP|証券市場新聞
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利上げ懸念が相場を重くする

先週の日経平均は前週末比約800円安と週足陰線となり反落した。
FRBは年内後2回の利上げが必要としているが発表される経済指標の数字が予想よりも高く7月26日に行われる米FOMCでの利上げ懸念が相場を重くしている。

二番天井を形成?

先週は週末にETFの分配金捻出のための売却が予定されていたので週末に上値が重くなるのは想定されたが思った以上の下げ幅であった。
このまま6月27日の安値(3万2306円99銭)を割れてくると6月16日の高値(3万3772円76銭と7月3日の高値(3万3762円81銭)で二番天井を形成することになる。

新値三本足は陽転、陰転するとそのトレンドが当面続く

そうなれば当面は調整局面となる可能性は高い。
新値三本足でも27本陽線続いたが先週に陰転、現在2本陰線を引いている。
新値三本足は陽転、陰転するとそのトレンドが当面続くことが多く陰転したということは一旦調整局面を迎えたといえよう。

再投資用の待機資金は約15兆円

4月上旬から一度も割り込まなかった25日移動平均線(32944円処)も明確に割り込みチャートの形状は弱含みの展開を示唆している。
だが、現在証券口座にはこの株価上昇で売却した再投資用の待機資金が過去最高の約15兆円あるようだ。
この資金は株価の押し目を狙っており大きな買い支え要因となろう。

仕掛け売りには注意

今週も10日にETFの売却が予定されいるが需給的にも大きく下がってところは格好の押し目買いのチャンスになる可能性もある。
12日は米6月消費者物価指数発表のイベントがあるがその後は月末の利上げを織り込む底堅い展開になると思われる。
だが、今週は7月限のSQ週でもある。コールサイドの踏み上げは想定しにくいがプットを利用した仕掛け売りには注意が必要と思われる。
プットサイドのプレミアムの動きには要注目である。

今週のレンジは?

今週のレンジは3万1500円~3万3000円を想定する。

(ハチロク)

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