スマホ新プラン動き出す【話題のテーマと狙える銘柄】

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3月から順次サービスが開始

政府によるスマホ料金値下げ要請を受けた携帯キャリア各社の新プランが出揃い、いよいよ3月から順次、サービスが開始される。新プランで利益率悪化が懸念される一方、従来の対面契約を排した新プランの普及が進めば、値頃感ある月額利用料での5G普及や携帯キャリアとシェアを争うMVNO(仮想移動体通信事業者)の商機が拡大する可能性もある。端末メーカーや部品を供給する電子部品企業を含めて新たなサービス開始から関連銘柄を改めて探ってみた。

データ通信月額20GB程度で3000円以下

NTT(9432)に統合されたNTTドコモの新たな料金プラン、「ahamo(アハモ)」を皮切りにKDDI(9433)のau新プラン「povo」、ソフトバンク(9434)の「SoftBank on LINE」を含めて各社の新料金プランが3月以降スタートする。サービス内容は各社で微妙に異なるが、ショップ(対面)での契約や相談を廃止し、オンライン契約で統一、キャリアメールサービスも行わず、それらによるコスト削減を図ったうえで、データ通信月額20GB程度で3000円以下に設定している。

恩恵を受ける企業は?

格安に設定することで、端末との抱き合わせ販売が無くなり、高価な最新iPhoneを購入する層は減少、その一方で、シャープ(6753)やソニー(6758)が注力するSIMフリー端末の販売が増加する可能性がありそう。ユーザーがオンライン契約に慣れてくれば、20GBで1980円の月額対抗プランを発表した日本通信(9428)などMVNO各社の契約も増えてくる可能性もある。
オンラインで契約などの問い合わせを完結する意味では、オンラインや電話での営業を代行する企業のビジネスチャンスも拡大しよう。ドコモを受け負うダイレクトマーケティングミックス(7354)は「ahamo」サービスで恩恵を享受しよう。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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