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実現不可能でも極東インフラへの期待も

 

政府が北方領土交渉と並行して進めている8項目の経済協力に加えてロシア側からシベリア鉄道の延伸を求められていることが伝えられた。これはシベリア鉄道を延伸し、サハリンから北海道までをつなぐ大陸横断鉄道を建設するというもの。ロシア側の構想によればアジア大陸とサハリンを結ぶことはもちろんのこと、サハリンから北海道・稚内間の宗谷海峡に橋かトンネルを建設する必要がある。実現すれば島国の日本からヨーロッパへ陸路で移動できることが可能になり、鉄道工事では鉄建(1815)、東鉄工業(1835)、鉄道電気工事の日本リーテック(1938)、これに加えてトンネル工事会社や橋梁工事会社が関連銘柄として思い浮かぶ。ただ、青函トンネルでさえ膨大な投資と建設期間を要したことを考えると大陸横断鉄道が実現する可能性は極めて低いだろう。ロシアとの経済協力は北方領土交渉の前進が基本ながら、これが解決に向かえば、極東のインフラ整備を含めて何からの具体的な動きが期待される。そうなれば、鉄道工事会社やトンネル工事会社、橋梁工事会社へのビジネスチャンスがくるかも知れない。

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