ソニー(6758)傘下のソニー・インタラクティブエンタテインメントが手掛ける「プレイステーション4」(PS4)対応のVRシステム「PS VR」がいよいよ10月13日に発売される。先に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2016」で実機が出展されたが、発売後は期待から現実買いへと株式市場での関連銘柄の評価も移りそうだ。
~13日の発売初日は即完売か? 対応ソフトも注目~
「PS VR」についへは9月24日に日本国内で予約が再開されたが、多くの販売店やECサイトで品切れの状態が続いている。「東京ゲームショウ2016」でも反響は高く、13日の発売時には即完売となる可能性が高そうだ。
これに加えてPS4本体についても従来機よりも小型化し価格を引き下げた新型を発売し、高性能版も11月10日に発売を予定、「PS VR」と同時に本体を購入する動きも予想され、今後予定されているソニーの第2四半期決算で「PS4」や「PS VR」に絡む販売状況が公表されるかも知れない。
過去、新型ゲーム機の発売と同時に注目されるのが対応ソフトの動向。バンダイナムコホールディングス(7832)の「サマーレッスン」やセガサミーホールディングス(6460)の「初音ミクVRフューチャーライブ」が13日に本体の発売と同時に配信される予定。東京ゲームショウにPS VR対応試遊台の設置で話題を呼んだカプコン(9697)の「バイオハザード7 レジデント イービル」は来年1月26日に発売を予定している。