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三菱重工業(7011)傘下の三菱重工交通機器エンジニアリングが開発を進めてきた「マルチドア対応ホームドア(どこでもドア)の実証実験が10月24日の始発電車から京浜急行電鉄(9006)の久里浜線三浦海岸駅でスタートした。
この「どこでもドア」は、これまで課題となっていたドア数やドア位置などが異なる車両が運行する路線に対応するホームドアで、車両改修を必要とせず地上設備のみでホームドア開閉の連携が可能な「地上完結型連携システム」を採用している。駅での転落による乗客の事故が後を絶たないなか、ホームドアの導入は緊急の課題だが、異なる電鉄が相互乗り入れする区間での調整や設置コストが課題となり普及が都市圏での一部区間に限定さている。今回の実証実験は国土交通省鉄道局の鉄道技術開発費補助金の支援を受けて約1年間実施されるが、課題を克服したホームドアとして普及が期待される。
この他、軽量でホームへの負担が少ない「昇降スクリーン式ホームドア」を日本信号(6741)が、乗降位置可変型ホーム柵「どこでも柵」を神戸製鋼所(5406・T)が開発している。

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