話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

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第2四半期決算発表が最盛期を迎えるなかで、建設株と食品株の一角に好内容なものが目立った。建設株については当初予想よりも工事利益率が改善した企業が多いが、これは概ね折り込み済み。一方、食品株は個々の企業で事情はまちまちだが、コスト削減効果に加えて商品自体の売り上げ増が純粋に業績を押し上げているものも多い。
10月31日に今17年3月期の第2四半期(4~6月)決算を発表したハウス食品グループ本社(2810)は営業利益で前年同期比32.3%増の53億5100万円と大幅な増益を達成した。ルウカレー、レトルトカレーは、価格改定による一時的な需要の停滞が解消し、主力品が販売を伸ばし、「1日分のビタミン」など健康食品も拡大している。加えて井村屋グループ(2209)は夏場の主力商品「あずきバー」シリーズが好調を持続し今17年3月期の第2四半期累計(4~9月)連結業績予想を上方修正した。プリマハム(2281)は生産性向上によるコスト削減とベンダー事業の収益改善や原材料価格の安定化で今17年3月期の通期予想を上方修正している。これら企業は下期も好調が続け再上方修正への期待が高まりそうだ。

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