10日大引けの東京市場は6日ぶり反落、日経平均は前日比422円24銭安の2万7824円29銭で引けた。
9日のニューヨーク市場は欧州中央銀行(ECB)が7月に量的緩和を終了すると決め、同月中に0.25%の利上げに踏み切る方針を示したことや10日に5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えインフレ加速への懸念が高まったことで3指数揃って大幅な下落となったことを嫌気、後場も見送り気分の強い動きになった。
個別ではIRJapanHD、ビューティーガレージ、ラクーンHD、TOWA、日電波、JMDCが値下がり率上位に売られ、レーザーテックや東エレクも安い。半面、クロスキャット、ラウンドワン、太平洋セメント、藤田観光、住友大阪、北の達人は値上がり率上位に買われ、日立も高い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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