24日大引けの東京市場は6日続伸、日経平均は前日比170円47銭高の1万8333円41銭で引けた。
為替が1ドル113円台近くまで円安が進んだことを受けて輸出関連が引き続き買われる展開。
個別ではアジア投資、市光工業、テアトル、MISAWA、冶金工、神戸製鋼、エコナック、ハピネット、明治海、ジャムコが値上がり率上位に買われトヨタや日産自動車、マツダも高い。半面、トランザクション、エーザイ、ヨロズ、エンシュウ、WSCOPE、LINK&Mは値下がり率上位に売られた。
高値警戒感があるものの、NY市場の高値更新と止まらぬ円安基調がそれを打ち消す展開となった。第2四半期では多くの企業が1ドル100円近辺で前提為替レートを変更していただけに現状の円安が一転大幅な増額期待となっている。NY市場が休場となることから明日は一服することが想定される。過熱感からそろそろ調整がほしいところだ。
証券市場新聞