5日大引けの東京市場は続伸、日経平均は前週末比196円14銭高の3万6354円16銭で引けた。
1月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比35万3000人増と、市場予想の18万人を大幅に上回って増加したほか、賃金も約2年ぶりの上昇率を記録した。これを受けて利上げの先送り観測が再度台頭したが、シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は「経済システムを通したプラスの供給ショックがあれば、利下げを先送りすることはできない」と語ったことなどを受けて週末2日のニューヨーク市場では3指数揃って続伸し、ナスダック指数は1.74%の大幅上昇でS&Pは最高値を更新したことが支援、戻り売りに押されて後場は伸び悩んだ。
個別ではITM、東京エネシス、ホーチキ、ネットワン、エプソン、FCCは値上がり率上位に買われ、ミツコシイセタンや富士通も高い。半面、IRJapanHD、イリソ電子工業、クオールHD、新日化学、住友化学、ダイヘンは値下がり率上位に売られ、ミネベアミツミやOLCも安い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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