8日大引けの東京市場は3日ぶり反発、日経平均は前日比743円36銭高の3万6863円28銭で引けた。
7日のニューヨーク市場ではFRB高官が年内の利下げに言及したことを好感し3指数揃って続伸したことが支援、好決算を受けて時間外でソフトバンクグループ傘下のアームが上昇していることに加えて、内田日銀副総裁が講演で「仮にマイナス金利政策を解除しても緩和的な金融環境は維持していくと」と発言すると3万6956円97銭まで上昇する場面があり、終値ではバブル期の1990年2月以来、34年ぶりの高値を更新した。
個別では協和キリン、カーバイド、日電波、ソフトバンクグループ、大末建設、ヨコオ、IWIは値上がり率上位に買われ、ルネサスやアドバンテストも高い。半面、清水健、三菱製鋼、東芝テック、アイロムG、ディー・エヌ・エー、三井金属は値下がり率上位に売られ、大成建やAGCも安い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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