15日大引けの東京市場は反落、日経平均は前日比99円74銭安の3万8707円64銭で引けた。
前日深夜の時間帯に時事通信が、日銀が18─19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除する方向で調整に入ったと報じたことや2月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、米長期金利が上昇。株式の相対的な割高感が相場の重荷となったことで14日のニューヨーク市場でダウが一時300ドル超下落したことが重石になった。売り一巡後は下げ渋ったが、後場は様子見に小動きに推移した。
個別ではエニーカラ―は値下がり率上位に売られ、ダブル・スコープやレーザーテックも安い。半面、鎌倉新書がストップ高、エニグモは値上がり率上位に買われ、東電力HDや富士石油も高い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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