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米株先高受け買戻しに反発
週明け14日の日経平均は反発しました。日経平均は79円高です。15~16日にFOMCを控え様子見に小動きで始まりましたが、米国で新型コロナワクチン接種が開始される見込みとなったことで、時間外の米株価指数先物が上昇、買戻しに水準を切り上げました。日銀短観で大企業製造業の景況判断が予想を上回り2期連続で改善したことや米追加経済対策成立が近づいているとの観測もフォローになっています。
伸び悩みも下げない相場続く
ただ、買い一巡後は前引けにかけ高値圏で保ち合っていましたが、後場に入ると利益確定売りに押され上げ幅縮めました。東証1部の騰落銘柄数は前引け時点では8割以上を占めていましたが、大引けでは6割強に減っています。もっとも下げない相場が続いており、機械など景気敏感株を中心に任天堂や日電産、トヨタの主力株が強い動きを見せ、EVや水素、電池関連などテーマ株にも買いが広がりました。
全固体電池の三櫻工が続騰
推奨銘柄ではXマス商戦への期待からカプコン<9697>は底堅く、全固体電池の三櫻工業<6584>が続騰、オハラ<5218>、タツタ電線<5809>、澤藤電<6901>の材料株のほか、グロース株ではフリー<4478>が堅調です。過熱感なく上値を志向する銘柄を狙っており、前場に買いを入れた日本情報C<4054>、KYCOM<9685>はしっかりで、後場は日本電波<6779>の利益、IMV<7769>の損失を確定する一方、スマレジ<4431>、ファイバGT<9450>に追撃買いを入れました。あすから再開のIPOの初値動向にも注視していきましょう。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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