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リスクオン加速し一時500円超上昇
7日午前の東京市場は5日ぶりに大幅反発、日経平均は497円高です。米議会上下両院を民主党が占める「トリプルブルー」が実現する見通しになったことで、大規模な財政出動への期待からNYダウが大幅高で最高値を更新したことを受け、リスクオンの流れが加速しました。上げ幅は一時500円を超え、取引時間中として約30年5カ月ぶりの高値に浮上しています。景気回復期待が高まり、米長期金利が1%を超えたことで、前日に続いて金融、鉄鋼、非鉄金属などの大型の景気敏感株が買われ、前場段階の東証1部売買代金は1兆4500億円に膨らみました。
田中化研、澤藤電に追撃買い
一方でグロース株は上げ一服となる銘柄が目立ちましたが、その象徴的存在のエムスリーが大幅に上昇していることで、EVや電池関連などの材料株を含め、中小型株も底堅く推移しており、前場は田中化研<4080>と澤藤電<6901>に追撃買いを入れました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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