急騰の反動でスピード調整
17日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は175円安です。米株市場がまちまちだったことから、前日までの急騰の反動でスピード調整となりました。ただ、半導体関連など値がさハイテク株が利益確定売りに押される一方、ワクチン接種開始による経済正常化期待から空運、原油価格上昇で資源株、米長期金利上昇を受けた銀行株など景気敏感株の一角が堅調で、中小型株にも買われる銘柄が目立っています。
下値の買い意欲は強い
前日までとは逆に東証1部の騰落銘柄数は値上がり1145に対して値下がり965と値上がりが上回り、後場は下げ渋る動きで、TOPIXは上昇に転じる場面もありました。世界的に感染は終息の方向に向かっており、下値の買い意欲は強い状況です。ただ、米金利上昇がハイテク株やグロース系の中小型株の上値を抑えていることは気になるところで、米10年債利回りの動向と物色の流れを見極めながら慎重に対応したい考えです。
サイバダインが高値引け
推奨銘柄に大きな動きはありませんでしたが、おおむね底堅く推移しており、前日に追撃買いを入れたBASE<4477>は上げ一服となりましたが、サイバダイン<7779>は続伸し高値引け、ダイセキ<9793>や大阪有機<4187>も後場上げに転じ、メルカリ<4385>は続落ながら25日線レベルで下げ渋りました。前場はサイバダインに追撃買い、三光合<7888>を買い直し、後場は大阪有機とオハラ<5218>に追撃買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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