米債利回り更に上昇【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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反落で4波動目の下げ

昨日の東京株式市場は3日ぶりに反落しました。
火曜日の当欄で「1月29日安値からは10日間で8勝2敗。2敗の押し目の大引けでカウントすると、2万7629円~①~2万8869円~②~2万8325円~③~2万9562円?④?2万9417円~⑤~昨日高値と三段上げとなっていますが、ザラ場ベースでは③波の高値を④波の下げの日の高値が上となすため二段上げが進行中となりますので、4波の下げ、5波の上げが残されています。いずれにしても波動からは間もなく天井打ちというように見えます」としましたが、昨日の反落で4波動目の下げとなりました。

ヘッジファンドはアクティブ運用へ

この見方が正しいならば、もう一度上昇し、16日高値を抜けば天井形成ということになりますが…。要注意とした米国債券市場では10年債利回りが1.3%に乗せ、30年債は2.1%に達しました。こうなるとヘッジファンドなどは今までグローバルインデックスファンドへ資金を振り向けていましたが、徐々に債券に振り向けながら、株式に関してはインデックスファンドから少しアクティブ運用へと転換させてくることでしょう。

S&P500利回り超えれば流れ変わる

足元の金利上昇は健全な形での上昇だといった声も聞かれますが、何千億円といった大きな資金を運用するファンドマネージャーからすれば、債券利回りと株式利回りとを見比べながら、プロフェッショナルな資金配分を行いますので、S&P500の利回りをこえてくれば資金の流れが変わります。今後は指数の上昇は止まり、個別物色へと移るのではないかと考えます。

割安なJパワーに注目

先日、中長期注目銘柄として2銘柄をご紹介しましたが、その1銘柄であるニプロ<8086>が昨日は1547円高値まで買われました。次にJパワー<9513>に注目してみたいと思います。PER6.3倍、PBR0.39倍、予想配当利回り4.2%の割安株です。

日々勇太朗

相場見通し

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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