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3万円大台乗せのあとは調整
前週の東京市場は30年半ぶりに3万円大台に乗せましたが、週後半は急ピッチの上げの反動で利益確定売りやポジション調整売りに押されました。週末19日は長期金利の上昇や雇用情勢の悪化を嫌気して米国株が下落した流れを引き継ぎ、3日続落で一時3万円を割り込んでいます。もっとも、金融緩和政策による過剰流動性と企業業績の回復期待が相場を支えており、下値の買い意欲が強い状況に変わりはありません。
東映アニメが新値追い
ただ、米長期金利の高止まりがグロース株の上値を抑えていることには注意が必要で、物色の流れの変化など状況を見極め、慎重に対応する必要がありそうです。推奨銘柄も週後半にかけ弱含む銘柄が増えましたが、そうしたなかでも東映アニメ<4816>が新値追い、アドテスト<6857>やBASE<4477>は切り返しており、週末は高値保ち合いを上放れてきた日立造<7004>とメルコ<6676>に追撃買いを入れました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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