決算を手掛かりに個別物色強まる【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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米株高に追随して続伸

週明け10日の東京市場は続伸しました。日経平均は160円高です。売り買い交錯で始まりましたが、寄り後は先物を交えて買いの勢いが増し、一時上げ幅を300円以上に広げる場面がありました。金融緩和政策長期化観測による米国株高に追随するかたちで、鉄鋼や非鉄金属など景気敏感株を中心に買いが広がり、値上がり銘柄数は1482と全体の7割近くを占めています。

新興グロース株への買いは控える

本格化する国内主要企業の決算内容を見極めたいとの思惑もあり、後場は買い手控えに伸び悩みましたが、日経平均は3週間ぶりの高値圏で着地しており、下値不安は後退しました。当面は決算を手掛かりにした個別物色の動きが強まりそうで、トヨタ、ソフトバンクGなど主要企業の決算と株価の反応を見極める必要があるでしょう。一方、マザーズ指数は大引けにかけて売り直されており、下げ止まりを確認するまでは新興グロース株への買いは控えたい考えです。

DOWAが最高値

推奨銘柄ではDOWA<5714>が最高値を更新したほか、アサヒHD<5857>やダイセキ<9793>などが前週に続いて堅調でした。主要企業の決算と株価の反応を確認しながら、金属市況高でメリットを受けるリフレ関連と一段の収益拡大が有望視される半導体関連と周辺銘柄の買い場を探っていますが、きょうは栗田工<6370>への打診買いにとどめています。

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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