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続落も後場急速に下げ渋る
前週の東京市場は下値を探る動きになりました。ETF分配金捻出売り約8000億円が警戒され、買い手控えにジリ貧商状が続くなか、週末は変異ウイルス感染拡大や景気回復鈍化懸念から米国株が大幅に下落した流れを引き継ぎ、日経平均の下げは一時700円に迫る波乱になりました。ただ、2万7500円割れは5月上旬の急落時に底が入った水準で、突っ込み警戒感から後場は急速に引き戻し、大引けでは177円安です。
安川電機1Q利益倍増で通期増額
需給イベントを通過することからいったん底が入ると考え、週末はイボキン<5699>やスマレジ<4431>、タムラ製<6768>、レーザーテック<6920>など逆行高銘柄に買いを入れました。また、引け後には安川電機<6506>が1Q営業益倍増の好決算と通期上方修正を発表しており、週明けは株価の反応と相場全体や物色の流れへの影響も見極めたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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