5日ぶり反発も上値重い
18日の東京市場は5日ぶりに反発しました。日経平均は161円高です。前日の米国株市場が反落したことから小安く始まりましたが、前日までの4日間で650円近く下げていたことで、突っ込み警戒感から買い戻しが優勢になりました。もっとも、上値は重く自律反発の域を出ていません。後場に入ると上海、香港の中国株高をフォローに上げ幅を247円に広げましたが、その後は膠着感を強め大引けにかけ伸び悩んでいます。
マザーズ急速に切り返す
一方、マザーズ指数も下落して始まりましたが、朝方で追い証発生に伴う投げ売りが一巡したのでしょう。下値抵抗ラインの1000ポイント割れからは押し目買いが入り急速に切り返しました。あすは今晩公表されるFOMC議事録の内容を受けた米株市場の動向を確認しての対応となりますが、長期金利が急上昇するようなことがなければ、売り込まれてきた新興株や好決算銘柄を見直す動きが強まると見ています。
オキサイドや村田製にナンピン
前場は5日線を回復できず、水面下で推移している銘柄がほとんどで、買いを手控え様子を見ていましたが、後場に入って上げ幅を広げてきたオキサイド<6521>や村田製作<6981>、アイドマHD<7373>などにナンピンを入れました。全般はあす続伸するようなら目先底入れとなりますので、売り込まれた好業績銘柄でリバウンドを狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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