マザーズが底入れか【転ばぬ先のテクニカル】

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マネーサプライ縮むとS&P500は調整

昨日、マネーサプライのことを少し書きましたが、ラジオ日経で誰だったか忘れましたが同じようなことを話されていました。
その方の言葉をお借りすると「世界中で金利が無い中、S&P500は安全に買えますよってなり世界のお金を集めてしまった。この流れは誰にも止められないし、止めたら米国は前に進めない。これが壊れるとしたら、普通預金のようなお金が入っているので、不況感でお金が入用になれば取りあえず崩す動きになる。今後はマネーサプライが増えているかどうかが重要である。昨年に比べると相当スピードが鈍っており、昨年20%だった伸びが今年は10%になっている。それでも多いが、米国という大型バスは昨年みたいに歌いながらスイスイ行かず渋滞状態で遅く感じてるはず。マネーサプライが縮みだしたらS&P500は調整に入ると思う。景気が悪くなって名目GDPが増えなくなるとマネーサプライは縮む」ということでした。

日本から金が抜け日銀出動ほぼ皆無

お金の流れは重要で、今は米国に流れ続けています。逆に日本からはお金が抜けていっている状態です。また、日銀が日経平均型からTOPIX型にETF購入の矛先を変えたことも重要です。そして購入ルールも変更されたことで日銀出動がほぼ皆無になってしまいました。買い支えが入ってこないために日本株だけが年始の水準に落ち込んでしまうのも当然です。

NY市場は参加者少なく調整しやすい

さて、注目のNY市場は17日に大きく崩れました。まだトレンドが崩れた訳ではありませんが、首吊り線に似た足が16日に出て、17日は前日安値を割り込んできました。9月5日のレイバーデーまではサマーバケーションにより参加者も少なく調整しやすいかもしれません。

マザーズは陽線包み足

昨日の日経平均は5日ぶりに反発しました。ただ、過熱していた海運株の動きが止まり、換金資金が続落銘柄に振り向けられただけと思われます。注目すべきはマザーズ市場で、一時大台割れの993ポイントまでありましたが、そこから一気に駆け上がり前日の陰線を陽線で包む陽線包み足となりました。

投げ売りで需給改善

前日の松井証券のマザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率がマイナス27.6%となり、追証などによる投げ売りで四桁割れ後に需給改善から戻りだしたのではないかと思われます。ここで短期リバウンド狙いならばマザーズ銘柄から選ぶのが良いように思います。

日々勇太朗

 

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