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大幅反発も値下がり銘柄上回る
14日午前の東京市場は大幅反発、日経平均は285円高です。米10年債利回りの上昇一服で過度なインフレ懸念が後退したことから前日の米株市場でナスダック指数が切り返した流れを受け、半導体関連などハイテク株を中心に買い戻されました。高寄りのあと先物買いを交えて一時360円超に上げ幅を広げています。ただ、海運など景気敏感セクターや金融株などは売り優勢で、前引け段階の東証1部騰落銘柄数は値上がり873に対して値下がり1198と値下がりが上回りました。
数銘柄を手仕舞う
原油価格の上昇一服などから過度の警戒感は緩和されていますが、今晩にFOMC議事要旨が発表されることからも米長期金利動向睨みの神経質な展開が続いており、個別には動きの鈍い状況です。推奨銘柄ではダイセキ<9793>、ミダック<6564>のインフレ関連銘柄は堅調ながら他候補銘柄は冴えず、富士通<6702>を利益確定するとともに、日電子<6951>や三井ハイ<6966>の損益、ステムセル研<7096>の損失を確定するなど、数銘柄を手仕舞いました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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