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利益確定売りも底堅さ
2日の東京市場は反落しました。日経平均は126円安です。米株式市場では主要指数が連日で最高値を更新しましたが、前日の急騰の反動で利益確定売りに押されました。朝方に190円近くに下落したあとは好決算銘柄への買いが下値を支え、経済政策への期待から下げ渋っていましたが、あすまで開催されているFOMCの結果を見極めたいとして様子見ムードが強まり、後場に入ると日中安値を割る場面がありました。もっとも、下値を売り込む動きはなく底堅い印象です。
FOMCのあとOPECプラスと米雇用統計
休日明け4日はFOMCの結果を受けての対応になりますが、年内テーパリング開始はすでに織り込みが進んでいますが、直後にOPECプラス会合や米雇用統計も控えており、落ち着いた投資行動が必要でしょう。ただ、好業績銘柄への資金シフトは続いており、当面は決算内容と株価の反応を見極めたうえではありますが、好決算銘柄を選別物色していくことになりそうです。4日は場中に発表されるトヨタのほか、郵船、川崎汽船の海運大手の決算にも注目です。
日本製鉄2Q上振れ通期上方修正
推奨銘柄では前日急反発のレーザーテック<6920>は目先の利食い売りに押されましたが下値は限られ、フルヤ金<7826>やスマレジ<4431>が底堅く推移しており、チェックしている好決算銘柄のなかからHOYA<7741>を買い直しました。2日引け後に決算を発表した日本製鉄<5401>は2Q上振れ着地で通期予想を上方修正したことから、時間外取引で買われており、休日明けに期待です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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